願いはただひとつ






願いはただひとつ






   本当にいいのか
  緑の髪の少女が問う
   本当に後悔しないか
  そう琥珀の眼の少女が問う
   かまうものか
  そう、緑の髪の少女が答えた
   後悔なぞ、もう腐るほどしたさ
  そう、琥珀の眼の少女が答えた
   これ以上あいつを罵る世界などいらない
   あいつの明日のない世界はいらない
  そう言い、まったく同じ二人の少女はその手を合わせた
  そして、世界は光に呑みこまれる










2011/12/21